不動産名義変更に慣れていない初心者は、何をどうしたらいいの?

事項証明書(登記事項証明書)とは、不動産名義変更の際にも必要となるもので当該不動産の情報がいろいろ記載されています。

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2019年8月24日 不動産名義変更はお早めに

不動産名義変更はすぐに行なわないと罰せられるの?

不動産名義変更は義務ではなく、変更手続きの期限もなければ罰則もありません。

被相続人の自由意思に基づき、そう決断したときに行なえば大丈夫です。

●不動産名義変更は義務ではなく自由意思。

余談になりますがいま日本で社会問題化している空き家問題をご存じですか?名義人が故人となって、法定相続人としての権利があるのに放置したり、そもそも不動産名義変更などに応じなかったりで、長年、雨ざらしになっている廃屋同然の不動産(土地・建物)のことです。

相続人不明の案件もあります。

不動産名義変更は売買の権利がある人が誰かを明確にする手続きなので、仮に不動産名義変更を何十年もせずに放置しても罪には問われません。

●不動産名義変更と固定資産税納付の関係。

先のお話しの空き家問題とは性質が異なりますが、名義変更を放置しても罰則はありません。

仮に不動産名義変更をせずにやり過ごした場合、税務署からは故人の名前のまま、封書で故人宛てに「固定資産税納付書」が送られてくるだけです。

納付をせず滞納すれば問題ですが、納付は誰が行なってもかまいません。

●不動産名義変更をせずに放置し続けた場合の問題点は、いざその不動産を売却しようとしたときに忙しくなるだけです。

不動産名義変更を行なうと、その物件にかかっている抵当権によって、遺族の誰も把握していなかった借金が故人にあったことなどが明らかになります。

場合によっては相続せずに放棄したほうが良かったのに、放棄の期限切れでマイナスの資産(借入れ残債の返済義務)を抱え込んでしまうなどの事態に見舞われてしまう可能性もあります。

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